[printing-japan] 文字化け

takezou takezou @ kde.gr.jp
2003年 12月 11日 (木) 01:10:13 PST


M. Takeyama です。
#議論についていけていないですが...


On Thu, 11 Dec 2003 13:15:57 +0900
Satoshi MACHINO <machino @ yendot.org> wrote:

> まちの です。
> 
> 今回の実装チームではないのと
> TurboLinux10のCUPSパッケージの構成を知らないので
> 外野からのヤジ程度に受け流してください。
いえいえ、有用な意見だと思いますよ。

> On Wed, 10 Dec 2003 15:18:46 +0900 (JST)
> naka @ E-D.co.jp wrote:
> 
> > Printer Status Utility Type Aは、CUPSに接続して、printer-state-message情報
> > を、'UTF-8'として扱いますので問題はないのですが、これを
> > 
> > http://127.0.0.1:631/printers
> > 
> > とかで見ますと、「プリンターの状態:処理中、ジョブ受け付け中.」の下に、
> > 'UTF-8'の文字が文字化けして見えます。
> 
> CUPS-1.1.19でTurboLinux10のパッケージが従来と同じ処理をしているのであれば
> 日本語の文字化けは仕方ないと思います。
> そもそもCUPS-1.1.xではマルチバイトな言語表示に関しては
> ほとんど何も考えられていません。
> # utf-8としておけばなんとか出来るだろうというのは無理(苦笑
私が知っている限り、少なくともCUPS-1.1.18のオリジナルコードで
はステータスを日本語表示することはできなかったと思います。
#日本語表示ができないバグがあったと思います。

日本語対応のディストロ(Linux)などでは、
・メッセージの日本語カタログファイル(多分 euc-jpだと思う)の追加
・localeをみて、HTMLデータの作成時にヘッダーのタグでcharacterをeuc-jp
 にセットして整合性を取っていたと思います。
などのパッチをあてて日本語表示を可能にしているはずです。

> いくつかの対策としては
> 1) CUPSのsourceがおかしいのでSTRに報告して、Michale Sweetさんに
>    localeとcharsetの扱いを理解して頂き、CUPSのsourceを直してもらう
==> 現時点では、多分無理。printing-japanの議論や試みはまだ標準と
  して確立していない。つまり、CUPSの開発者からみれば勝手な拡張
  しているだけになる。
自分達でパッチ作成することや(彼らにインプリをあてにしても無理かも)
維持することが必要だと思います。ある一定期間(マージされるまでとか)
#彼らにインプリが無理な理由は、日本語のわかるCUPSの開発者がいない
#限り確認方法に難点があると推測します。

> 2) TurboLinuxのCUPSパッケージで対処するように変更する
>    (少なくともutf-8で日本語が表示出来る程度に変更する)
==> 現仕様だとCUPS側の問題というより、この手の問題はbi-di側で
  インプリした方が良いと思います。
#既存のTurboLinuxのCUPSユーザーの混乱を招かないという観点から。

> 3) TurboLinuxで表示できさえすればOKならば、
>    utf-8ではなくリソースは全てeuc-jpにするというのも良いかも知れません
>    (これはTurboLinuxのCUPSの構成次第でしょうか)
bi-diのメッセージのマルチ言語対応という観点からすると
charsetは、utf-8が良いと思います。
理由は、他のWG(printing)でのXMLドキュメントのcharsetはutf-8を想定
しているようだからです。Printing-WGとしての仕様の一貫性をとる上でも。
#基本的に、XMLの定義自体は、euc-jpでの指定もOKでしょうけど...

必要ならCUPSに渡す直前で、utf-8 => euc-jp , jis, sjisに変換すること
が必要でしょうという考え方です。


> 4) 今回のプログラムではメッセージ類には日本語を使わない
==> 現実的な事としてすべてのメーカー、全ての機種においてメッセージ類に
  日本語 euc-jp, sjis, jisが使用されていないのならそれも
  可能だと思います。
#ここらあたりは、プリンターメーカの人間ではなので良くわかりません。
#また、将来的にマルチバイト圏の人が新たなプリンターを作成して、これらの
#事を実装する場合のことを考えると。utf-8は最大公約数的な解になるのでは。

> 5) CUPSのWebツール(CGIを使用するモノ)は使わない
==> それは、それで1つの解ですね。

> 6) ステータスモニターを作る
==> どこまでやるかという問題だと思いますでが、bidiの規格と実際の実装は、
  別もので。本来ならこっちの方が良いと思います。
  今回、実装の段階で、CUPSのWebツールを利用しようと思った場合に
  顕在化してきた問題ではないでしょうか。


(私が考えるイメージ(適当ですけど...))
           utf-8のXML   utf-8のXML
       printer <-----> backend <-----> ステータスモニター
(必要ならutf-8へのコード変換) +    (必要ならutf-8 -> 別コードへ変換)
                +--->
             [オプションとしてbackendでのコードへ変換 (?)]
             別ルートもありかなというイメージ
             当初、スルーするだけのイメージだったと思います


-----
M. Takeyama




More information about the Printing-japan mailing list