[printing-japan] Bi-di$B;qNA(B
Yasumasa TORATANI
toratani.yasumasa @ canon.co.jp
2003年 12月 19日 (金) 20:34:50 PST
虎谷です。
遅くなりましたが、前回の打ち合わせおよびML等で指摘して頂いた
内容を反映した Bi-di Plug-in API資料の2003-12-20版をアップしました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~papadon/OpenPrinting/BidiPluginAPI/BiDiAPI_draft_20031220.pdf
ご意見などお待ちしております。
<各国語対応について>
12月19日(金)に吉山さんを打ち合わせをさせて頂いて、大変勉強になる
ご意見を頂きました。有難う御座いました >吉山さん
下記にその打ち合わせの概要をまとめます。
1) 日本語のエンコーディングについて
EUC-JP:Unixの世界で一般的
ISO-2022-JP:インターネット、メールで一般的
Shift-JIS:旧来のMS-DOS、Windowsで一般的
UCS-2:最近のWindowsで一般的
UTF-8:最近のインターネット、XMLで一般的
これらを全て扱うのは大変。Bi-di Plug-in APIの規定としては、UTF-8を
標準として採用し、必要ならCallerで他の文字コードに変換するのが良い。
2) ロケール情報の受け渡し方法について
LANGには環境によっては japaneseが入っている場合がある等、
ロケール情報としては規格化されていない。LC_MESSAGE等の
LC_*環境変数はPOSIX規格なので、これを使うのが望ましい。
メッセージのロケール指定であれば、LC_MESSAGEが良いのでは
ないか。但し、環境変数はプロセスの起動単位での指定には向いて
いるが、それ以降の動的な変更には向いていない。
Bi-di Plug-in API のように、1つのプロセスに対して複数のクライアント
からの接続が前提となっている場合は、環境変数による引渡しではなく
その都度の文字列パラメータによる引渡しが良いであろう。
以上の結論から、今回のBi-di Plug-in API資料の2003-12-20版には
bidiStartRead関数のpLang 引数によって、ロケール情報を引き渡す方法
を盛り込みました。また同時に、BIDI_CMD_STARTREADのシーケンスにも、
pLang情報の引渡しを追加しました。
<BIDI_CMD_NEWのシーケンスについて>
前回のミーティングの内容を反映しました。
#抜けがありましたら、指摘して頂けると助かります。
尚、Process Type Bi-di Plug-in moduleの起動引数については、
吉田さんに指摘して頂いた不備(有難う御座います>吉田さん)
に加えて、URI文字列についても出力 fd に関連がある情報ですので、
結局、従来通りとしました。
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Yasumasa TORATANI
Computer Technology Development Dept. 12
CANON INC. Shimomaruko Office, Japan
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